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猪を捌く

2023年8月12日

今日、猪を捌きました。

前々から猟師のおっちゃんに「今度捌き方を教えてほしい」とお願いしていて、今日やっと実現しました!

幼獣2頭と成獣1頭がいて、「大きい方が捌きやすいかな?」ということで、わたしは成獣の方を捌かせてもらいました。

横に寝かせて捌くパターンと、吊るして捌くパターンがあるのですが、今回は吊るして捌くパターンを教えてもらいました。

こんな感じで吊るします。

そしてまず皮を剥いでいきます。

足(上から)徐々に刃を入れて、剥ぎます。

あと少し!の状態。

首まで来たら、頭を落とします。ここはやってもらいました。

皮が剥げたら、内臓を取り除きます。

ここで大切なのが、膀胱を傷つけないこと。

傷つけると膀胱に溜まっていた尿がお肉についてダメになってしまうらしいです。

(すぐ水で洗えば何とか大丈夫らしいけど、傷つけないのが一番)

内臓は薄い膜で覆われいて、どぅるんと内臓一式綺麗に取れます。

内臓を取り除くのも今回はやってもらって、やり方を見させてもらいました。

そのあとは部位で切り分けていきます。

前足、あばら、背中、後ろ足、ざっくりこんな感じで切り分けました。

それをさらに食べやすく(使いやすく)切り分けて、終了!といった感じです。

分かりにくいですが捌き終わったあとは、前身頃やズボンに血が…(´・ω・)

もちろん汚れてもいい服(農作業着)だったので良いんですけどね☆

写真も自分の記録のためにももっと撮っておきたかったんですが、さすがに手袋してたし血もべっとりだったので写真はあんまり撮れませんでした(;’∀’)

いやー、大変だったけど、楽しかったです!

今までは食べやすく切り分けてもらったお肉をいただいてましたが、自分で捌くとその大変さに改めてすぐ食べれる状態になってるって有難いなあと思いました。

というか、スーパーで買う鶏や牛、豚にも感謝して残さず食べなければなぁと月並みの感想ですが、強く思いました。

あと苦労した(というか頑張った?)からには、絶対に美味しく食べたるぞ!という意欲も掻き立てられました。

捌きながら「うわぁ、この部分おいしそう」とかつぶやいてたら、おっちゃんに「逞しいなw」って言われました(笑)

わたしは臓物系が苦手で(得意な人もなかなかいないと思いますがw)、医療ドラマの手術シーンもあんまり直視できないタイプなんです。

だから、前日はちゃんと刃を入れれるか心配だったんです。

ところがどっこい、いざやるぞ!となると、すんなり受け入れて捌き始めた自分の逞しさに我ながらビックリしました(笑)

内臓もがっつりつかんでましたしね。

やればできるんだなぁ~って。

なんかレベルアップした気分になりました。

お肉は一旦冷凍して、近々『まったり一人BBQ~第2回大会~』の開催を目論んでます!

今日はハツとレバーをもらったので、実家で下処理して、ハツは焼いて塩で、レバーは片栗粉まぶして揚げて甘辛だれにからめて食べました♪

ハツ、めっちゃ美味しかった~!食感最高!臭みもそんなにないし、父と二人で「うまいうまい」言いながらバクバク食べました(笑)

(母と弟はレバー系苦手なので、あんまり食べなかったwでも、これ食べれるわ!って言ってた)

レバーは下処理をちゃんとしたので、だいぶ臭みもとれててすごく食べやすかったです!

捌いて切り分けて下処理して力尽きたので、レバーは母に調理してもらったんですが、すごく美味しかったです♪

(母は、ハツより食べれる!レバーなのに!とびっくりしてました)

猪のハツとレバーってどんなだろう?って思ったけど、豚と変わらんかったです(豚は猪の親戚みたいなもんって書いてあった)。

とってもおいしかったです~(*^^*)

焼けばだいたいの部位は食べれるだろうと思ってるので、今度は違う臓器にチャレンジしたいなって思いました!

すごくいい経験ができて、今日はほんと充実した1日になりました(明日は筋肉痛かな!笑)。

猟師のおっちゃんに「一人でも捌けるようになりたいので、仕留めたらまた捌かせてほしい」とお願いしときました(^^)

自分でも仕留めれるようにわなも頑張るぞ~!

では、このへんで♪